工房案内
アート英蘭 清江正雄のこだわり

京都市内 嵐山の近くに自分の畑を持ち、そこで藍の種蒔きから始め、自家栽培で「すくも」を作っております。柿渋染の染料になる液体も、30年ほど前に渋柿の木を6本植え、その柿の実を使って染料液を作っています。又、染めの命である水にこだわり、工房に井戸を掘りその水で染めています。
作品創りに至り、染料作りに始まり デザイン・染色・縫製まで私一人でしております


染める

藍」は蓼科の植物で、藍を染料とする染色技法は日本でも大変長い歴史を誇り、奈良の正倉院にも藍染めの布が保管されているほどです。私はこの藍に魅せられて,自ら藍を育み、染めることに強いこだわり持つ職人です。「すくも」のままでは染まらないからアルカリ性物質を加えることで発酵させ「藍建て」を経てようやく染料としての「藍」が完成します。

土のように見えますが
「すくも」です
藍染めをしている所 彫り上がった型紙
「すくも」を掻き回している所
無事 藍の発酵建の役目を果たした[すくも]
ここで私の染色方法を少し紹介してみます
私の得意とする「桶絞り」染めは、染めたくない部分だけ木桶の中に入れ、染めたい部分は木桶から出して木蓋をしっかり縛りつけ、染め上げていく技法です

縫う
ひとつ ひとつ 出来上がりを
イメージしながら縫っております





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